保育者との絆を起点に、ひと、もの、こととの関係を広げていけるよう働きかけます。

また、少人数のクラス編成にして保育者と子ども、子ども同士が豊かに関わり合うことができるようにしています。クラスや学年を超えての子ども同士の交流だけでなく、家族間の交流も生まれる機会を頻繁につくっています。

人として生きる基盤となる根っこをしっかりと張れるよう、自分らしく生きる力を育んでいます。園の遊び用品も保育者の手づくりを心がけ、人のぬくもり、息づかいが感じられるようにしています。

また、小学生になった卒園児が園庭に遊びに来たり、大学生や社会人になって園を再訪したり、同窓会をする姿もよく見られています。地域の中で、いつまでも卒業生たちを見つめ、励ます存在であり続けたいと思っています。

遊びが生まれやすい人間関係をつくり、物、環境を用意します。そうした中で子どもが自発的に遊ぶことの楽しさを体験します。押し付けられた遊びは、子ども自らの本当の力にはなっていきません。

林間のぞみ幼稚園では、保育者がクラスの子どもたちの姿を見ながらカリキュラムを組み立てています。子どもの遊びの様子に関係なくチャイムを鳴らして、子どもを一斉に動かすことがないようにもしています。遊びを見守り、遊びを育てたいからです。

また、運動会の練習など行事のために特別な準備は致しません。その日その日が運動会で、その日その日が発表会。毎日の積み重ねの盛り上がりの中に運動会や発表会が位置づけられています。