幼稚園前の花々。前回の問題の答は「タンポポ」。
「西洋タンポポ」と「日本タンポポ」がありますが、花の下のガクの部分が反り返っているのが「西洋タンポポ」、閉じているのが「日本タンポポ」です。幼稚園前のはどちらかな？
オオデマリの花は薄緑から白に変わってきました。本当にアジサイに似ています。
派手さのない花を咲かせている「カマツカサ」は、もっと太く大きくなった木を、刀のツカにするそうです。
ツツジの花がきれいに咲いています。サツキに比べて葉が柔らかく、フカフカした感じです。
水道道にウツギの花も開き始めています。ウツギのウツは「空」という字。茎を切ってみると、ホースやストローのように中が空洞です。前回登場した「ヒメウツギ」も細いのにちゃんと空洞があります。
そして、外からは見えないのですが、卒業記念に植えた「ビワ」が実をつけ始めました。以前、大きい大きいビワの木があり、園児全員が何個も食べることができました。その実を食べたときの種を植えて、卒業後も大事に育ててくれたものが、
卒業して何年もたってから実をつけた、という嬉しい報告も届いています。この木もそれに代わって、幼稚園のシンボルになるようなビワの木に成長してくれることを願っています。