昨年度から始まった「満３歳児クラス」。今年は５月に２人でスタートしました。
３歳になったばかりの２人の、こじんまりと、ゆったりとした生活が始まりました。
６月になってもう一人加わり、男の子３人。
それでもケンカなどなく、笑顔が絶えない毎日です。
お弁当も全部食べて「みて～、ペロリン賞だよ～！」。
時に年少組の行事に加えてもらったり、年中長のお兄さんお姉さんが遊びにきてくれたりしています。
７月にはまた２人仲間が増えます。

　朝早く騒ぎ出すこともなく、お隣りとヒソヒソ声で話している子、起こされるまで寝ている子、起こされてもなかなか起きない子もいました。目覚めた時の子どもたちの顔が「えっ、なにここ幼稚園だ」と言わんばかりで可愛いくて好きです。
　今年は子どもたちの希望で、ファッションショーが開催されました。ホールに用意されたランウェイを、前もって用意した衣装を着て誇らしげに歩きます。プリキュアなどの衣装には、やっぱりヒールじゃなくちゃね。靴の底にペットボトルのキャップがついているので、歩くとコツコツと大人の音がします。両サイドの観客から握手を求められることも・・・。
　朝の散歩にもいくつかのコースに分かれてでかけました。朝の東林間や公園はどうだったかな？
始まってしまうとあっという間の「泊り会」は、朝食を食べたあと各部屋で集まりをもって無事終了しました。嬉しいことに２クラスとも欠席ゼロでした。
のぞみ幼稚園の泊り会は6月。泊り会後に見せる子どもたちの成長ぶり、そして担任や友だちとの繋がりの深さなど、これからの生活が楽しみな年長組です。

　夕飯を終えたら園庭でキャンプファイヤーです。始まったころはまだ明るかった空も、どんどん暗くなっていきます。
　火の神様が点火して祭りの始まりです。歌って踊って楽しむ気持ちの高まりとともに炎もだんだん激しくなってきました。そこへ現れたのは「キジムナ」。「悪い子はいないか～？」「昨日お母さんに怒られた子はいないか～？」「いませんよ～！」などとやり取りしながら、逃げる逃げる。ちょっと怖いけれどキャンプファイヤーには来て欲しいキジムナです。
　そのあとも「泊り会」でしかできない「夜の虫さがし」か「夜のお買い物」の行きたい方に出かけました。
ちょっとした夜食のおやつも買ったね。
　昨年から、寝る部屋は各クラスではなくホール。雑巾がけをしてきれいにしたホールに、事前に決めてあった場所に布団を敷きます。疲れてコテンと寝てしまうお子さんもあれば、「何回トイレに行くの？もう寝なさい！」と言われるお子さんも・・・。楽しくて寝たくないんです。それでも日付が変わるころには静かになりました。

　コロナ禍から抜け出して、年長の泊り会もだんだんできることが増えてきました。
今年も、泊り会の日に自分たちで染めたＴシャツを着ることにしました。近くのスーパーに食事などのための買い物にもでかけました。だんだんワクワクが近づいてきます。
　当日は「かっぱらんど」と称して園庭で思う存分遊びました。冷やしたきゅうりやかき氷を食べ、スライダープールやドラム缶風呂そしてシャボン玉も楽しみました。事前の話し合いで子どもたちから出た「やりたいこと」をできるだけ取り入れたプログラムです。
　夕飯には園庭のかまどで炊いたご飯。薪で炊いた美味しいご飯で作った「かっぱ巻き」もありました。